エスプレッソの分量について
2025年09月03日
エンラメンテコーヒー使用するエスプレッソの量はカップサイズに応じて同比率となるようにコントロールしています。
当たり前に思われるかもしれませんが、ほとんどのカフェではビジネス上の都合から比率を揃えることをしていません。
具体的に言うとショート・トールで使用するエスプレッソは共に1ショットです。グランデでダブルショットです。
エンラメンテではペケーニョで1ショット、メディアーノで2ショット、グランデで1ショット×2となっています。
メディアーノの2ショットとグランデの1ショット×2は一見同じ分量に見えますが、使用するコーヒー豆の量が違います。
1ショットに使用するコーヒー豆の量は8g。2ショットで12g。
グランデは1ショット×2なので16gを使用しています。
分量の比率を厳守することは、サイズのスケールアップに並行して原材料コストも増加することを意味します。 大手のコーヒーチェーンではサイズ間の価格差が50〜60円程度ですが、エンラメンテでは100円です。
これは比率を守って当たり前に作成すれば、サイズ間のコストが100円程度上乗せしてかかってしまうからです。
大手カフェチェーンのレシピでショートとトールのアイスカフェラテを作る場合、30ml のエスプレッソにミルクを90ml注ぐか150ml注ぐかの違いしかありません。つまりカスタマーは60ml牛乳が多いだけのトールラテにショートより50円高い料金を支払っていることになります。
エンラメンテでは品質を犠牲にする価格設定は採用せず 、実質的なコストの反映を心がけています。